「弾き合い会 ~キーボード仲間の集い~ 」の詳細
曲のアレンジの手段に「引用」という手段があります。アレンジする曲に有名な曲の要素を組み合わせたり、時にはメロディそのものを持ってきたりします。今回はそんなお遊びにお付き合いください。
「引用」を効果的に使うためには、その持ってくる曲の特徴的な要素を分析して、それらを誇張ぎみに使います。完璧にハマらなくても「駄洒落」をいう感覚で、聴き手の「クスッ」を誘いましょう。
【共通課題】
①メリーさんのひつじ アラカルト を
リレー形式で演奏しよう(使う楽譜:メリーさんのひつじ アラカルト.pdf)
各演奏部分のトーン、リズム、テンポは下記をご参照ください。
【A】メリーさんウィドウ 【B】メリー黄門
トーン:イングリッシュホルン トーン:バンドネオン
リズム:ワルツ リズム:スローロック
テンポ:174 テンポ:100
【C】戦場のメリーさんのひつじ 【D】おやすみメリーさん
トーン:ストリングスピアノ トーン:オーボエ
リズム:ストリングスカルテット リズム:セレナード
テンポ:100 テンポ:080
【E】ちいさい羊みつけた 【F】グレン”メリー”物語
リズム:スローバラード2 リズム:ファストビッグバンド
テンポ:100 テンポ:180
②みんなでチャレンジ!
メリーさんのひつじを 12の長調に移調しよう!!
(使う楽譜:メリーさんのひつじ.pdf)(使う資料: 五度圏表)
五度圏表とは、12個の音を時計盤のように円状に並べたアイテムです。ただ「C・D・E・F・G・A・B…」と順番に並んでいるのではなく「五度上の音」が右周りに順番に並んでいるんですね。これが最大のポイントでこれによって様々なことがわかる優れものなのです。ある調での基本的なコードや、音階を弾くときにどこに♯♭が付くかなど、忘れやすい暗記事項をパッと確認ことができる、簡易的な辞書のようなものです。
「メリーさんのひつじ」を
「#(シャープ)1個の調は? 2個は?」
「♭(フラット)1個の調は? 2個は?」というように
上記の、メリーさんのひつじの楽譜と五度圏表を使ってチャレンジします。