新しいことを学ぶには
「先生、この楽譜、、見てください!」
「へ?私も持ってるからだいじょうぶで、、、うわぁ~!!!」
なんと、生徒さんが自ら、楽譜にたくさんの書き込みをなさって、持参されました。
その楽譜は、今月の課題曲のもので、個人のレパートリーとは別の曲なんです。
その熱心さに感心させられたのはもちろんのこと、さらに驚いたのはその成果。
前回はどうしても弾けない箇所があって、「う~~~~~ん。。。」と悩んでいたのに
なんと、今回は、何回でも曲を止まらずに、通して弾けるんです!!
「すごいっ! すごいですね~!! 素晴らしいです!!!」
というと、次の言葉にさらにビックリ。
「えっと、、、研究してきたんです。」
・・・・・!!!
いやはや、感服しきりです。
実はこの生徒さん、いままで鍵盤という「道具」を使って、弾くという「能力」をレッスンしていましたが
前回から、楽典という「知識」の勉強を始めてみました。
新しいことを学ぶには、道具・能力・知識、この3つをバランスよく取り組むことが、
人をワクワクさせるのかもしれないなぁ。